3-D Attenuation Structure beneath the Kanto District, Japan

Geophys. Res. Lett., in press
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R. Nakamura1, K. Satake2, S. Toda2, T. Uetake3 and S. Kamiya4
(1) Tokyo Electric Power Services Co. ,Ltd
(2) National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
(3) The Tokyo Electric Power Company Inc. 4
(4) Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology

関東地方は、地殻のプレート、太平洋プレート及びフィリッピン海プレートの会合する地域で地震活動が活発であり、構造的にも複雑と考えられる。この地域では、地震波速度構造が詳細に調べられている。そこで、中村・植竹(2004)と同様の方法で、関東地域を対象にして減衰構造を求めた。用いたデータの種類及び期間は、2004年12月までのK-NET及びKiK-NETのNS成分である。

求められたQ構造を図に示す。深さ20-40kmの部分では火山フロント付近で比較的LowQと対応するが、茨城県南部〜千葉県北部にかけて活火山が見られない場所でLowQが求められた。深さ40-60kmでは北緯36°付近の東北東〜西南西に関東地方を横断するようなLowQゾーンが見られる。この部分では、Kamiya and Koyabashi(2000)によるとLowV構造が得られている場所に対応し、高ポアソン比となっており、蛇紋岩化したかんらん岩が考えられるとしている。

今回の検討で、関東地方には、非火山性の顕著なLowQゾーンが存在することが判明した。このLowQの存在は、この地域の地震動の大きさに影響する重要な役割を担っていると考えられる。


Nakemura et al paper link

図 関東地域下の三次元減衰構造

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